2008/10/11

起動ドライブ切替えスイッチ付きケーブルの自作

一年程前にセールで手に入れた「Windows Vista Ultimate 64bit版」 をインストールしようと思っていながら、なかなか手付かずになってました。
今まではXPの32bit版を使っておりましたが、メモリが安くなっていつの間にかPCに8GBのメモリを積んでいたので尚更Vista64をいじりたいなと。

しかし、SATAのHDD1台に対し1つのOSを割り当てる。かつ、使用してないOS側のHDDは電源を落とせる様にしたかったのです。
XP使用中はVistaのHDDが無駄に電力を食い、寿命も縮まる。逆も同じと言う考えの下にこうなりました。

そんな製品を探すと3R SYSTEMSと言うメーカーがHDD切り替え器なる物を販売していた。
しかし、IDE用がメインの設計でケーブルが無駄にありどうもイメージと違うのです。

また、5インチベイに設置するリムーバブルケースと言う手もありますが、その都度HDDを入れ替えるのも面倒。
電源on・off出来るリムーバブルケースを2台入れる手もあるけど、当方のPCケースには5インチベイの空きが無い。

そこで、切り替え器を自作する事にしました。
SATA用電源には3.3V/5V/12Vの電圧が来ています。
3.3VはHDD等に使用されていない様なので、カットしてスイッチは2回路3接点でも問題無いようですが、気分的にスッキリしたいので私は3回路で全てスイッチさせます。

※保証の対象外となります。改造は自己責任です。
※ここでの検証結果は当方が所持しているパーツで得られた結果です。
※個体差や仕様変更で皆さんの所持品と違った特性がある可能性もあるので参考程度にお考えください。
※配線を間違えるとパーツ破壊、最悪出火等の危険も考えられます。



用意した物
・SATAの分岐ケーブル「ainex S4-3505SA」(1000円前後)
・トグルスイッチ「近くの部品屋に売ってたMS-500←リンク先は参考」(3回路3接点)(300〜400円程度)
・捨てる予定だったPC電源のケーブルを適当に転用
・製作用工具 『半田ごて/半田/万力/ニッパー/カッター/熱収縮チューブ/ホットボンド/マイナスドライバー/テスター』


製作のイメージはこんな感じ



1 買ってきたS4-3505SAです。
  トグルスイッチは撮り忘れました・・・
2 S4-3505SAのSATAコネクタを外す事から始めます。 3 外すとこの様な感じです。
4 二つともカバーを外した所。 5 このケーブルは金属の爪で通電させるタイプなので
  さくっと引き抜けます。
  逆に付ける時はマイナスドライバー等で押し込めば通電します。
6 製作に勤しんでいて画像を撮るのがおろそかに
  トグルスイッチの半田付け終了まで飛んでます。
  余ったケーブルを使ってるので、リード線の色が一致してない
  所もあります。オレンジ色が無いのです。
7 左:中央列だけ熱収縮チューブを通し忘れ・・・
  右:金属が出てる部分をホットボンドで絶縁して固めました。
8 まず片方を接続。
  オレンジ色リード線が・・・
9 使っているPCケースの3.5インチHDDベイの間隔に合うよう
  長さを調節した後、先端側を接続。
  オレン・・・
10 HDDにつけて見た所。 11 製作イメージ通りに大体出来たかなと思います。
   使用中のケースがP180でHDDベイから3.5インチベイまで少し
   距離があるので長めに作りました。
12 スイッチを出す場所を悩んでいたら電源改造時に付けた
  FanMate2の穴に丁度よくはまりました。
13 上:3.5インチベイにはめてます。
   下:スポンジで穴埋めして出来上がり。








さて、改造ケーブル装着後の電源投入はドキドキですが、無事に思惑通りに作動しました。
勿論スイッチは電源OFF時にいじる訳ですが、万一起動中にスイッチを動かした場合はえらい事になるので気をつけましょう。
また、製作途中は何度も何度もテスターで通電確認をしつつ作業しました。
慎重に作業したので意外と時間を食いましたよ。

これで、OSをドライブで完全に分けつつ、使わない側のOSドライブの電源を落とすことが出来ます。